BLホモ小説『キモウヨ連呼とロン・セガンの愛の巣。』

1：懐疑主義者 :
2024/02/27 (Tue) 16:27:35
host:185.241.208.115: ★　第一話

　ウザいarrarggaが消えた事でキモウヨ連呼の愛を独占できるロン・セガン。

「あいつホント馬鹿だね、相変わらず論理性の欠片もな……」

　話を続けようとするロン・セガンの唇を、唐突に熱い舌で塞ぐキモウヨ連呼。
　ロン・セガンもそれに従い、追うように激しく舌を絡ませ続ける。

（……山葵っぽいかな？）

　ロン・セガンが感じたとおり、キモウヨ連呼はついさっき漬け鮪の茶漬けを召していた。

「ハアハアと言っててごらん」

　着衣をむかれたロン・セガンの背後をキモウヨ連呼の猛った肉芯が貫く。
　キモウヨ連呼の両掌がロン・セガンのふぐりをしっかりと捕え、扱き、また愛しむ。

「痛いよ、アッー！　あんまり強く握らないでぇえッ！　あふうんッ！」

　ロン・セガンのハイトーンな声色を伴う身悶えにサディスティックな歓びを得、感極まったキモウヨ連呼はロン・セガンの不浄な臓腑の火照りの内で怒張した肉芯を脈打たせた。
　熱く重い白濁がロン・セガンの肛内で溢れかえる。
　同時にロン・セガンのクレヨンの如き華奢な勃起からも透明な我慢露が止め処なく溢れ出した。
　それには真珠のような小さな白濁塊が幾つか混じる……。

「んほおおおおおおおおおおッ！」

　キモウヨ連呼の猛りが去った刹那、ロン・セガンの背後の門は厚く捲られ、そこに真っ赤な肉の輪ができて妖しく照っていた。
　胆汁と血と精液のあぶくを沸き漏らして……。
　その様は発情したメス猿の生殖器のように鮮やかでグロテスクである。
　いま一匹の下劣なメス猿と化し、再びキモウヨ連呼を求めるロン・セガンであった……。

「もう一度……抱いて下さいッ！」

　……嗚呼、今宵も5chの倒錯の夜が更けてゆく……。

★　第二話

　……ひさびさに訪ねてきたロン・セガンは、返事もなしにキモウヨ連呼に押し倒された。
　キモウヨ連呼は今5chなど、どうでもよかった。
　異動に伴う連日の引き継ぎ業務、異動先である今の部署での激務……。
　四十もとうに過ぎ人生の思秋期を迎えたスケベオヤジである彼は多忙な生活で“溜まっていた”のだ。
　疲労困憊すれば、なおさら溜まるのだ。疲れるとヤリたくなるのだ。

「いいからさっさとしゃぶれよ」
「ああッ！　らめえッ！」

　性欲が亢進したキモウヨ連呼は、干からびた喉を潤す砂漠の流浪民のようにロン・セガンを丸呑みするかの如く貪った。
　頭を鷲掴みにされ、喉奥ふかくに猛った硬芯を突き入れられるロン・セガンは、咽喉を圧し抉られて両瞼から涙が漏れる。
　まるで産卵するウミガメのそれのように痛々しいロン・セガン。
　その、涙も洟も涎にもまみれたベトベトの顔を体躯を曲げ下品に舐めまわし、特に涙を好んで啜るキモウヨ連呼はいつもとちがう、ケダモノでしかなかった。

「うッ！　出るッ！」

　彼はロン・セガンの、その酷い顔を見てさらにサディスティクな歓びがつきあげて来、ついに感極まってそのままドップリと熱く臭く濃い白濁を大量に放った。
　ロン・セガンの副鼻腔内までそれは勢いよく侵し、ドロドロに充たした。

　これ以後、蓄膿症もちとなったロン・セガンであった。
　鼻かむと栗臭い、喉の後ろから栗臭い、頭痛がすると栗臭い。
　……しかし、いつも愛しのキモウヨ連呼が一緒なようで幸せなのである。